サイン

忙しい、というかせわしい。気ばかり焦って前に進まずといった感じ。イヤー・アウトで働いていた子が今日で事務所を辞めるので飲みに行く。こっちの学生はPart1の3年が終わった後に事務所で一年間程度実務経験を積む場合が多い。学生の間に建築の実態を知ることができるわけで、これは日本も見習うべきシステムな気がする。9月からバートレットに行く予定。頑張って欲しい。軽く飲んで10時半帰宅。

突然だが、自分のサインについて考えている。
芸能人じゃあるまいしと思われそうだが、こっちでは銀行や郵便など、日常生活のうえでサインが必要な場面が多いのだ。現在の僕のサインは普通に自分の名前を漢字で書いたものだが、これは日本人や中国人なら簡単にコピーできてしまう。銀行などの自分の証明もサインなのでこれは宜しくない。かといってローマ字の筆記体で気取ったサインなんかは恥ずかしいので嫌だ。
そこで僕が興味を持ってているのが、日本古来のサインである「花押」だ。

歴代総理大臣の花押 (引用:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8A%B1%E6%8A%BC

必ずしも実名を花押にするわけではないらしく、伊達政宗などは鳥の絵を自分の花押にしていたらしい。僕は何にしようかしら。それにしても花押をみていると筆の威力・魅力を強く感じる。