Part3

サーキュレーションダイアグラムを上げ、エレベーションにかかる。3つ終わらせたところで終了。あと一つ。19時過ぎに帰ろうとしていたらボスから事務所のWebサイトについて相談される。3年間放置してあるサイトをデザイナーに頼んで作り直してもらっていて、彼らが色々と方向性の違う案を出してくれているので、事務所の色と合わせるようにするにはどれがよいか議論。しかし改めてサイトのデザインを考えると非常に難しい。結局事務所を出たのは20時半。

そうえいば、今日お昼にボスと話していてびっくりしたのだが、こっちの一級建築士にあたるのはRIBAのPart3というものだが、実はこれがなくてもイギリスでは建築を設計することができるらしい。無資格の素人でも、図面を申請に出し許可を貰えば合法的に建設することができるのだ。つまりPart3というのは「Architect」というタイトルを名乗れると言うだけで、設計稼業をする上で必要不可欠な資格ではない。だから実際、Architectとは名乗らずにArchitectural Designerとかいう肩書きを使って設計事務所をやってる人たちもいるそうだ。

「こんなことを知ったら、ヒロシはきっと明日から事務所に来ずに自分のプロジェクトを始めるね」と言われたけど、資格よりも肩書きよりも重要な「クライアント」がいないっす。
しかし、日本の場合は建築士の資格が無かったら申請が出せないと思っていたけど、どうなんだろう?

全く関係ないけど、最近僕の好きなチャットモンチーのエリコちゃんが毎日ブログを書いている。非常に癒されます。
http://6109.jp/chatmonchy/