水木金土
水曜
ゆっくりやれるつもりでお昼はAAの学食でサキさんとゆったりランチしたりしていたのだが、レンダリングの仕上げに予想よりも手間取り、結局21時までかかりようやく送信。AAで堀田さんとMeiriくんと合流し韓国料理。23時ごろ帰宅。
木曜
朝にダイアグラムをいくつか追加し、改めて全て揃えて送信。これでこの仕事の作業は一旦全て終了。昼間は夏のような陽気。ゆっくりお昼を食べ、新しい仕事の方の模型を継続。8割完成させて20時帰宅。
金曜
朝模型を完成させてボスと相談。初期のアイデアを変えることになるが、建築的に不純な要素を除きもう少しシンプルにやってみることに。昼からはビルの資料を全てまとめてドキュメントにしてクライアントへ送付。これでほっとした。
MeimeiとクボCを晩御飯に誘い、CSGのUnion Jackというレストランへ。建物自体（特にファサードの色使い）には賛否両論あるが、ここの地上部分は天井が高く、イギリスには珍しい全面ガラスなので開放的で気持ち良い。ガラス面のセットバックも空間の透明度を増すのに貢献している。
ここの店は建設中に「Oliver」という看板がかかっていたので、Shari3の中では勝手にジェイミー・オリバーのお店だと思われていたが、オリバーという人が経営者というだけでジェイミーとは特に関係はなさそうだ。ユニオン・ジャックという名前だけあって店の料理には全て英国産の素材が使われており、ワインまでイギリス産だった。Chapel Downという会社で、ケントで葡萄を育てているみたい。多分始めてイギリス産のワインを飲んだ気がする。一番安いものを頼んだのだが（Flint dryという2010年の白）、とてもフルーティーで飲みやすかった。これはお勧めです。ワインを飲んでいるとサキさんが合流。料理も珍しいものが多く、どれも美味しい。食後の紅茶は冷えないようにニットの帽子を被ってやってきた。可愛い・・・。
アイスを食べ終わった頃に寂しがりの堀田さんがやってきた。食事はどれも美味しかったし、値段も決して高くない。大満足。是非まだ来ようと言い合って解散。
土曜
朝8時前起床。8時40分くらいにLondon bridgeに着きしばらく待ち、9時ごろMeimeiとクボCと合流。St Johnのカスタードドーナッツを食べ、モンマスコーヒーを飲む。生憎の雨模様だがゆったりした良い気分。10時ごろTakさんがやってきた。入れ替わりにクボCは来週の展示の搬入のため学校へ。マーケットでチーズやハムを買う。ハム屋では哀れな豚さんのフクラハギをそのまま削り取っていた。美味しいが、足が削られていくのを見ているとなんだか自分のフクラハギも痛む。
お土産を手にSayoさんのお宅へ。歩いて10分ほどだが雨が激しくなり、3人ともかなり濡れそぼる。Sayoさんにタオルを出して貰い、ハムとチーズをつまみながら談笑。15時ごろ家を出てバスでAAへ。学校に着く頃には雨に濡れたせいか、ハムとチーズを大量に食べてしまったせいか、3人とも体調不良に陥る。
堀田さんがArduinoとGrasshopperを繋げるソフトの説明を簡単にしてくれる。チカちゃんのオランダ旅行の写真を見せて貰い、マルちゃんの同級生の作品を見せてもらった後、マルちゃんの最新作のプレゼンを聞く。プレゼンの順番が少し分かりにくかったのでちょっと勿体無いと思った。一概には言えないだろうけど、でも基本的には論文も作品も最初に一度結論を見せた方がいいと思う。こういう問題提起をして、こういう感じの作品（結論）を作ったってのをまず一旦提示し、それから「では具体的にどういうプロセスを経たのか説明します」ってやったほうが見る方にはわかり易いと思う。折角面白いことをやっているのだから、きちんと伝えれないと勿体無い。って何も見せるものがないヤツが偉そうなことを言う資格はないのだが・・・。コミさんはProcessingで作った円がカーソルを追いかけるプログラムを発展させ、Webカメラに映った映像の中で最も強い光の場所へ円が移動するようにしていた。すごいなあ。しかし光を発しているライトよりも、何故かコミさんの眼鏡の方を円は追いかけていて可愛かった。
18時過ぎにAAを出てラーメン屋へ。2週間ほど前にロンドンで初めての本格的なラーメン屋ができたのだ。行列に並ぶこと30分、久々に美味しいラーメンを食らう。皆ガツガツとかき込み30分と経たず晩飯終了。古本屋を覗いた後、ピカサー（Piccadilly circus）近くのカフェでお茶。塩キャラメルのアイスが美味しい。21時頃解散。早い！
最近はみんな生活がルーティーン化してきているので、何か新しくて面白いことしたいねーと折々話している。来週みんなで車を借りて旅行に行こうかという話があるけど、天気も良くなってきているし是非行ってみたい。僕もこっちの免許とらんとなー。
あとライブに行きたい。しかし僕の好きなバンドはなかなかロンドンに来ないのだ。一番好きなスコットランドのバンドFrightened Rabbitは英国の北の果てHighlandsの、そのまた田舎の方の聞いたことも無い村々を回っているし、倫敦が拠点のMumford & sonsはすっかり売れてしまって海外公演ばかり。でもBellowheadは7月にロンドン周辺の夏フェスに何度か出る予定なので是非見に行きたい。聞いていると幸せな気分になる、とてもゴキゲンなフォークバンド。
