台湾紀行2

ご無沙汰しております。生きています。台湾旅行記はよ終わらせんと、もう一回行くことになってしまう。

23/6
7時ごろ目覚める。眠くないのでしばらく近所を散歩。9:00にホテルへ。朝食を食べ、9:40タクシーで空港へ。空港ロビーにてクライアント側のVとSさんと合流。11:15小さなレシプロ機に乗り込み出発。わずか30分のフライトで花蓮に到着。空だと早いが、山が険しいので陸路だと4時間はかかるとのこと。12:00一つ目の敷地を見学。30分ほど走り、景色の素晴らしい海岸沿いの食堂にて昼食。美味しいロブスターなど。

それから近くにあるVさんのお母さんが昔住んでいたという敷地を覗く。これまた素晴らしい展望。

その後車で山を登り、高所から街と敷地を見下ろす。険しい山々の稜線と海の透明感が印象的。

山から下りて、Vさんのお母さんの自宅兼民宿へ。地中海風のとても綺麗で可愛い建物。しばし昼寝し、17時前に再び車で出発。大きいほうの敷地を見学。でかい。19:00市内の焼き肉屋へ。地元の政治家の方などと夕食。中華圏では乾杯(カンペー)といったら本当に杯を乾かさないといけない、ということでまたビールをしこたま飲んでいると「台湾人になれるね」と褒められた。喜んでいいのかどうか。

21時ごろ失礼して夜市で空気銃を撃ったりして遊んでから帰り、くたくたになって22時半ごろ寝る。

24/6
朝3時ごろ目覚めてしまう。しばらく日記をつけたり本を読んだりし、明るくなってから周囲を散歩。のどかな田舎の風景。自分の故郷を思い出した。

犬に吠えられたりしながら歩いていると汗まみれになったので帰ってシャワーを浴び、7時ごろ朝食。お粥と色々なおかず。8時過ぎ車で出発し、一時間ほどで有名な大理石の峡谷「太魯閣渓谷」へ。台湾の東海岸は険しい山岳地帯に阻まれていたため秘境だったのだが、日本統治時代に開発が進められ、この峡谷を抜けて西海岸まで抜ける道も日本時代に完成したとのこと。しかし道幅は狭く、今でも落石事故が後を絶たない。実際に僕達が行った日も大規模な落石があり、奥の部分は通行止めになっていた。しかし霧の中、険しい山の峰が次々と流れていく世界は幻想的だった。相変わらず暑いが、景色が素晴らしいので涼しく感じる。

12時過ぎ空港へ。この空港は軍用機地でもあるので写真は厳禁。飛行機の窓から外を見ていると、上に草を敷いてカモフラージュされた防空施設の下に多くの戦闘機が隠されていた。未だに中国の脅威を受け続けていることが感じられる。13時台北着。101近くので海鮮のお昼。美味しい。家具街にあるVさんが借りて改修しようとしている事務所を下見。いくつか建築的なアドバイスをする。16時ホテルに帰還。夜まで休憩ということで、シャワーを浴びた後一人で散歩に出かける。歩いて10分ほどのところにある崋山へ。昔の倉庫を改修してイベントスペースにしたもので、今日はライブをやっていた。Go go riseというシャカラビッツみたいなバンドの演奏をしばらく聴く。わりと好きな感じ。崋山はイベントスペースだけでなく、レストランやギャラリーを複合していて結構面白いスポットだった。

19時にボスと合流、晩飯へ。いつも行くエリアの安い飲み屋で色々つまみながら、またもビール・ビール。漢字だとメニューがなんとなく分かるのは嬉しい。タイなんかは完全にお手上げだもの。食後にタクシーでW Hotelへ。今世界的に最もトレンディーとされているチェーンホテル。たしかにトレンディー。キッチュとギリギリのラインを行っているが、色々と攻めたデザインをしている。屋外プールに沿ったラウンジでカクテルを頂く。

23時ごろタクシーでホテルに戻る。