気分は上々

朝8時起床。最近はなんだかぐっすり眠れるので気分が良い。いつものようにパンと紅茶で朝ご飯して9時半出勤。

朝一で模型を作りあげボスとミーティング。パブリックエリアの造形的なダイアグラムがないなーと愚痴っていたが、残り時間を考えるとそれはそこまで重要ではないので聞き流し、図面の修正を進める。自分でやる時間がなくなったので部屋の基本レイアウトをボスに振ると、綺麗に収まった案を小一時間で5パターン作ってくれた。早いし上手い。流石は元インテリアデザイナー。その勢いで他の仕事もスケッチし、結構いい感じにしていた。自分であそこまでやるのは珍しい。なんだかノってるなー。

敷地図に樹木やハッチを入れて綺麗にし、翻訳しやすいようにラベルからナンバリングに切り替えたりして、夜にようやくローカルアーキテクトに送信。まだ上層部とエレベーションを明日送らないといけないし、他にもタスクは山積しているので肉体的には辛いが、先が見えたので精神的には上がっている。23時帰宅。

ところでプリツカー賞を中国のWang Shuさんが受賞したらしい。プリツカー賞は建築界のノーベル賞ともいわれるもので、建築大国である日本を除けば今回の王さんがアジア人初の受賞。きっと中国では大騒ぎだ。浅識なので名前も知らなかったが、作品写真をみると見たことあるのがいくつかあった。中国でこのレベルのクオリティを作れるというのはそれだけで結構すごい。結構作風に幅があり、あまり好きでない作品も多いけど、この住宅の屋根はいいなぁ。形はシザっぽいけど、中国ならではな感じがある。埃っぽいというか、西欧でも日本でもできない絶妙な野暮ったさ。

"Five scattered houses" from Pritzker prize photos
The Pritzker Architecture Prize