12月の思い出

書いてなかったので、12月のことを振り返って書いておこう。

12月8日から台湾出張。またもや模型の箱が一つ紛失して焦るが、無事夜中に届けられる。アジアの航空会社はサービスが良い。僕は一番下っ端なので、ホテルの部屋にはいつも模型が積まれている。

ホテルの近くのガソリンスタンドのキャノピーが超頑張ってた。しかも群造形。

相変わらず忙しい日々だったけど、夕方17時に終わって時間が出来たことがあったので、英国組みんなでどこかへ繰り出そうとなり、Wallpaperに載っていた台北郊外のレストランへ行ってみることに。地下鉄の南港駅からタクシーに乗り約一時間。本当に大丈夫なのかというくらい何もない山の中の谷底に、忽然と建物が浮かび上がる。Shi-Yangという店で、古い建物を改修しているレストラン。施工は超テキトーで非常にラフなつくりなのだけど、不思議と良い感じ。至る所に設けられた半透明のスクリーンと蝋燭、そしてなによりも周囲を流れる清流が特別な空間を演出している。料理の質もスタッフの態度も素晴らしかった。自分で払ったらきっと高いのだろうなー・・・。

13日にロンドンに帰還。桃園国際空港はまだガツガツと工事が進んでいたが、かなり全容が見えてきた。賛否両論あるようだけど、僕はよく頑張っていると思う。

帰国後は休むまもなくJapanese Junctionに向けた準備。模型を仕上げ、帰国する人たちに持って帰ってもらう。コミさん夫妻、藤井さんには本当にお世話になってしまった。

たしか19日、メイリくんの後輩(?)で、東大の博士課程に在籍しつつパリの大学に留学に来ているヤナイくんがロンドンに遊びに来て、26日まで我が家に宿泊。メディアと建築について学ばれているそうで、将来も設計者ではなくメディア側から建築に関わりたいとのこと。キチっとしたビジョンを持っていて立派だなー

僕は24日で仕事を納め、クリスマス休暇に入る。24日夜は我が家でちょっとしたパーティー。みどりさんとアラヤさん夫妻が来られる。25日のロンドンはバスも電車も動いていないので、一日家でのんびり。でも折角だからどこか出てみようかということで、はじめてバークレー・サイクル(ロンドンの貸し自転車)を使ってみる。簡単で安い。交通機関がないときにはかなり使えそうだ。

結局St Paulまで行って見たが、丁度最後のミサが終わって閉まるところだった。しかし一番メインの正門が開いているのを初めて見れて、それはそれで楽しかった。

26日はヤナイ君と一緒に市内を歩き、ユーロスターの出るSt Pancras駅のレストランで出発までワインを飲みながら食事。クボCも来て、僕にモロッコの本とフランス語の本を貸してくれた。15時ごろヤナイ君を見送り、クボCと一緒にアラヤさんのお宅へ遊びに行き、お茶を飲みながら色々お話を聞かせていただいた。

28日からモロッコでした。旅行記はまた書きます!