ゲボゲボ

僕以外の皆もうちのネット環境には苦情を言っていたようで、大家さんはとうとうプロバイダーを変えることにしたようだ。しかし手続きが手間取り、完全にネットがない状態が続いている。

チャリで帰宅した火曜の夜から一晩明けて水曜朝。起きた瞬間から喉が痛い上に全身ダルい。いつものように朝の紅茶を飲んでいると頭も痛いことに気づいたので会社に休みますと連絡。一日寝続ける。途中何度か起きてトイレに行くとき体がフラッフラで驚いた。木・金曜は出勤するものの、喉の痛みと咳が続く。折角の快晴となった土曜にはまた頭痛がぶり返し、一日家で寝る。なんたることか。しぶとい風邪なので、ロンドンの皆さん気をつけてください。

日曜になってももまだ喉の痛みと咳が止まらないが、2日とも家で寝続けるのは悔しすぎるので厚着して外出。New Bond StのBurberryでコートを試着。ようやく自分にあったサイズと色が見つかる。スタッフの人がコップに入った水をかけてコートの撥水性を実演してくれた。書いてもらったメモにはBritton Navy Frenchの44Rとある。36以下のサイズはないのかと思ったけど、一応あるようだ。ゴツイ値段なのでしばらく買えないが、折角ロンドンにいるのだから次の冬までには買おうと思う。

それからPhotographer's Galleryを覗く。イギリスでトップレベルとされる建築家O’Donnell + Tuomeyの設計で昨年リニューアルしたが、契約の関係で彼らは最後まで関われなかったらしく、完成した建築はディテールの酷さ(特に階段の手摺)が評判になったのだが、今日行ってみたら階段室が全部一新されていて驚いた。評判が悪すぎたから焦って変えたのだろう。建設段階で建築家が最後まで監修していればこんな無駄な出費はなかっただろうに、ギャラリー側は僅かな監修費用を出し渋ったがために最終的にその数倍の出費をしている。安物買いの銭失いとはこのことだ。何にせよ本当に良いものが欲しいなら、お金を出さないといけないのだ。

そのままCarnaby street周辺をぶらつき、自転車通勤に備えてリュックサックを物色。今日みた中ではFred Perryのリュックが一番良さそう。明日にでも買おうと思う。その後は事務所にて来週に迫ったシチリア旅行の準備など。

関係ないけど、こないだRegent Streetで珍しいものが死に掛けていた写真を一枚。