帰国記前半

10月18日(土)
昼過ぎにセルフリッジへ。Takさんアラヤさんと一緒にショーゴへのプレゼントとして葉巻を買ってからイーストのSNNのお宅へ。とっても広く綺麗な家でショーゴの誕生日会。皆でワイワイとシャンパンを開ける、と爆発(笑)

僕はシャンパンですっかり酔っ払ってしまい、気分が悪くなって夕食のベトナム料理もほとんど食べれずに早々に退散。帰宅してすぐに就寝。

10月19日(日)
朝9時前にロジャース設計のヒースロー・ターミナル5から朝の便で日本へ。

10月20日(月)
朝7時すぎに羽田に到着。一旦後楽園の篠原邸に行ってMeiriくんとご両親と再会。荷物を置いて朝食をご馳走になってから外出。Meimeiは山へ芝刈りに、ではなく仕事へ、僕は神保町へ古本めぐりへ。昼ごはんに食べた吉野家の牛丼の旨さと安さに涙が出そうになる。本屋では宮内庁が編纂した皇居のゴッツイ写真集を買う。昼過ぎにオペラシティのZaha展を観に行こうとしたが月曜閉館でがっかりだったが、ここでOtaくんと合流。去年ロンドンに遊びに来たとき以来なので一年ぶりの再会。彼は休学してH&dMで一年間働いていたのだが、それから日本の某物件の担当になりスイスから東京に派遣され、さらに半年ほど働いてから先月復学したばかりだった。相変わらず忙しくしているようだけど、元気そうで何より。代官山から表参道にかけて散歩しつつ色々と案内して貰う。夜はリスボンから帰国したばかりのたまき、少し遅れてMeimei、ミドリーヌが来てくれて飯田橋付近のイタリアンで晩御飯。うまし。

10月21日、22日
早朝の飛行機で広島空港へ。空港まで来てくれた親の車で山口の実家へ。今回はあまり予定を入れてないので、毎日昼寝しつつゆっくり過ごす。

10月23日(木)
夜に小中学校の同級生のはっちゃん、たまちゃん、たかちゃん、もっさん夫妻と飲む。懐かしい面子と楽しく飲んでいたら泥のように酔っ払う。日付が変わったころ帰宅。

10月24日(金)
朝4時頃に宇部空港に向かう親の車で小郡へ。完全に二日酔い。両親は東北旅行、僕は小郡で免許の更新。昼前に更新が終わり、ようやく少し気分が回復。折角西に来たのだから観光しようと思い、大村益次郎の墓所に行った後で防府に行ってみる。久々に行った毛利庭園がとても良かった。版籍奉還で城を明け渡した毛利公爵家が明治から大正にかけて造営した本邸。少し肌寒いが天気が良く、開け放たれた座敷を風が吹き抜けていくのがとても心地よかった。文化財になっている建築はロープが張ってあり座敷に入れない場合が多いが、ここには一切何もなく自由に観て回れる。平日なので人も殆どおらず、座敷に座ったり縁側に出たりと空間を味わえて楽しかった。

10月25日(土)
昼前の高速バスで広島へ。ANAホテル周辺で東京からきた山ちゃん、ミキティー、ハマー達にばったり出会う。一旦ホテルに荷物を預けてから外出し、昼食をとって少し散歩してからホテルに戻る。女性陣はお化粧、僕は仮眠。

16時前に結婚式場へ。今回の帰国はこれがメイン。たっくん、のぞ、三好夫妻ら同級生達に再会。司会の挨拶の後、新郎である高橋君が緊張しながら入場してくると我々は爆笑してしまい、それにつられて会場全体に笑いが広がってしまう。出鼻を挫いてしまってどうなることかと思ったが、続いて登場した新婦の可愛さに皆ポッとなって事なきを得る。新郎新婦の人柄が出た、暖かく素敵な結婚式だった。

しかし披露宴会場の自分の席につくとメッセージカードが置いてあり、空けてみるとこのような文章が。

全く聞いていなかったが、サプライズで友人代表のスピーチを頼まれてしまった。豪華な食事の味もまともに味わえず、更に隣から「今回さー、飛行機で帰ってきたの?」とか完全に妨害目的の質問をしてくる三好くん達に悩まされながら急速でスピーチを考え、20分後くらいに呼び出される。高橋君との昔の思い出を話してなんとか乗り切ったが、ライトを浴びながら話していると話した内容以外にも実に色々な記憶がよみがえってきた。ちなみにメッセージカードに書いてある「40秒で支度しなっ!」の元ネタはラピュタだが、知り合ったばかりの頃に突然うちにやってきて、大学に編入したばかりで友達のいなかった僕を外出に誘ってくれた時に彼が発した言葉でもある。シャイで優しい、とても大切な友人だ。当日の写真を見るとお嫁さんじゃなく僕にばかりキスしてるけど・・・(笑)

10月26日(日)
朝10時半に駅前を出る高速バスで大阪へ。16時ごろ到着。買い物してからやまちゃんの家に荷物を置きに行き、買出しをしてからえりさん(山ちゃんの奥さん)含めみんなで鍋。実に美味しかった。夜はアナ雪を鑑賞。そのあとも皆は何か観てたようだけど、僕は眠すぎて先にダウン。