クリスマス近し

12月18日(木)
朝ちょっとだけ仕事して、昼12時よりクリスマス・ランチへ。行き先を聞いてなかったのだけど、電車でどんどん西へ向かい、Richmondで降りて川沿いに来たあたりで大体どこに行くのか予想がつく。

川沿いを歩く


川沿いにはボートの製作工房などもある


陶芸家のアトリエもあった

20分くらい歩いて到着したのは、やはりPetersham Nurseriesだった。夏にTakさんとNGMさんと来たことがあるので2度目だけど、前回はレストランではなくカフェで食事したのでちゃんとレストランに入るのは初めて。

2014-06-08

カフェと同じくレストランも古い木造の温室の中に植栽とテーブルが無造作に置かれているが、実に心地よい雰囲気がある。地面が土ってのが素晴らしい。

皆でゆっくりクリスマス・フェストメニューを楽しむ。全てガラスなので日が落ちるまでの光の変化が感じられ、とても特別な時間を過ごしている感覚。食事も素晴らしく美味しかった。8人でプロセッコを8本以上空けて、気持ちよく酔っ払う。川沿いのパブで更に飲んでから解散。22時頃帰宅したように思う。


12月19日(金)
二日酔いはなかったが心持ち体調が悪い。今日でホリデーに入る人が殆どなので、「良いクリスマスを!」と挨拶。僕は締め切りがあるのでちょっと遅くまで頑張り、20時ごろに資料をまとめて送る。遅刻してしまったが急いでKings CrossのPubパーセルヤードへ。ロンドンにいる建築系の人たちの忘年会。石垣島の陶芸家の金子さんに挨拶したり、年内に佐渡島に帰ってしまうジュン君と話したり。22時過ぎ解散。家が同じ方向だったARUPのマヤさんと一緒にバスで帰宅。

12月20日(土)
朝11時にカムデンで森さんと合流。カムデンマーケットを案内し、運河沿いを少し散歩してからバスでHampstead Heathへ。雨は降っていなかったのだが道はかなりぬかるんでおり、苦戦しながらも公園内を散策し、丘の上のKenwood Houseまで到着。

寒いが夕日が綺麗だった。

まずカフェで昼食を、と思ったが人が多く室内のテーブルは一杯。しかたなく震えながら外のテーブルで食べうる。遠慮なくご飯をさらって行こうとする獰猛な鳩達に怯えながらササッと食べてKenwood Houseを見学。レンブラントやフェルメールなど、有名な画家の作品が何気なく普通に飾ってある。数年前に大改修を終えた室内は全て淡い青のペイントを基調としているが、長年の調査の結果どうやらこの色が最もオリジナル・デザインに近いと思われるので改修の際にこの色に塗り替えたそうだ。

室内の古いラジェーターがぶっとくて可愛い。

17時くらいにHampsteadの街中に戻り、お店を数件みてからLouisというケーキ屋さんで一服しているとTakさんがやってくる。3人で少し街を歩いてから結局こないだ来たGoldfishという中華屋へ。食後にお茶してから22時頃解散。

グリニッジ

12月15日(月)
ボスがバハマから帰国したが、疲れ果てたらしく出社してこなかった。公共部のスタディを進め、僕は明日は休みを貰っているので終業前に同僚のLに僕のやっていたことを一通り説明しておく。なんだかちょっと喉が痛い気がしたので、夕食は家で一人鍋。

12月16日(火)
朝からグリニッジ大学で講評会。ちょっとした縁があり、ランドスケープ学科のゲストクリティークをさせていただいているのです。

クリティークってなんじゃいという方の為に一応説明しておくと、建築を含めデザインのコースでは課題の最後に学生達が各自の作品を発表し、それを先生を含め皆で講評し合うのだが、内輪だけでやるのではなく外部からゲストを読んで、学科の外の人からみた客観的な意見を言って貰ったりもする。これがゲストクリティークという役。僕はそもそもランドスケープや庭園の人間ではなく建築の人間なので、学外かつ専門外という2重の外部性を持っていることになる。建築のCritは何度も経験しているが、ランドスケープは僕にとっても全く知らない領域なので最初はドキドキしていたが、ファウンデーションコースなので基礎的なことが多く、問題なく理解できる。領域や文化が違っても、デザインの基礎は変わらないということが良く分かったので、あえて建築的な視線からみたアドバイスをするように心がけている。

今日講評したファウンデーションコースは異なる学科を卒業し、全然関係ない仕事をしていた人たちが改めて勉強しなおしにくるコースなので年齢層は高く、20代後半から40台といったところ。勿論手管も知識も足りないので作品のレベルはお粗末なものではあるが、自らの意思で大きなコミットメントをしている人たちなだけに、一生懸命学ぼうとする姿勢は普通の学生より純粋なくらいかもしれない。何がしたいのか見えて来ない未熟な作品が多いが、頑張っているのは分かるので何とか手助けができるように必死で考えて、ポジティブなコメントをメインに、少しだけ批判とアドバイスをしようとしている。これが自分が発表する以上に大変消耗するが、限られた時間の中で何を掘り出せるかという練習なので、僕自身とても良い勉強になっている。

とはいえ中には中途半端な知識を持っているが故に頭でっかちにやってしまっている人もいるので、そういう人は厳しめに批評する。本から得た理論や知識で作ってるプロジェクトなんて上辺だけのニセモノで、見ていてこれほど詰まらないものはない。反対に、どんなに拙かったとしても自分の身を切って血を流しているものは面白いし、手助けをしてあげたいと思わされる。

でも、講評会の後はいつも結構落ち込む。僕の心の中に住んでいるヨシオという住人が、「よくまー偉そうなこと言えますね。テメーこそウンコみたいなものしか作ってねーじゃねーか」と囁くので。たはー。

18時前に講評は終わり、先生と学生達とパブに行き、僕は一杯だけ飲んで引き上げる。
GoogleさんでFino restaurantを検索したら同名の違う場所のレストランを表示されてそっちに行ってしまったりしたので、Charlotte StreetのFino Restaurantには随分遅れて到着。ARYさん、ショーゴ、ミカさんと食事。綺麗なレストランと美味しい食事だった。

週末

13日(土)
良い天気だったので散歩に行こうかなーと思っていたのだが、うとうとと昼寝してしまい、起きたら結局16時。テンション下がったので明日は外出しようと決める。夕食は中華が食べたかったので外出しようかと思ったけど、結局駅前のスーパーで買い物をして自炊。海老と卵とチンゲン菜の炒め物。そこそこ美味しかったけど、オイスターソースがなかったのでちょっとイメージと違う味だった。

14日(日)
森さんが朝からフラワーマーケットに行くと行っていたので僕も久々に行ってみる。流石にクリスマス一色だ。

森さんはフラットに飾る花をいくつか購入。そこから歩いて30分くらい北上した場所にあるCafe Violetへ。住宅街の真ん中にポツンと建っている小さなカフェ。昔メイリくんが住んでいた家の目の前にある。結構ガイドブックなどで紹介されているのだけど、何しろ辺鄙な場所にあるので知名度の割に人は少ない。今日ものんびりした素敵な雰囲気だった。

ちなみに僕は2年ほど前にここで財布を紛失しているが、いまだに全く理由が分からない。とても上品な客層なので客が盗むとは思えないし、キッチンを通らないと僕の座っていた席にはいけないので、スリが入ってこれるような場所じゃないのだが。。。今日は財布は無事でした。久しぶりにチェダーチーズとオニオンのトースティーを食す。うまし。

ロンドンを横断してTate Britainへ。時間がなかったので特別展のLate Turnerを観ただけだが、楽しんでくれたようでよかった。19時にセンターにいたTakさんと合流。料理好きの彼は今日は2時間ほどキッチン用品を物色していたそうだ。僕も質の良い包丁と小さめの鍋が欲しいので、いろいろ研究してみたい。中華街で飲茶。日本は今日が選挙だったらしく、自民の圧勝だったとのことだが、我々はそんなことよりも今更ながら野々村議員で盛り上がる。22時過ぎ帰宅。

パラマウント

12月12日(金)
朝から模型の相談に乗りながら図面を進める。夕方に各階のBasic planをまとめてカンタンに彩色しまとめてボスへ送付。19時にTottenham Court Rd駅で森さんと落ち合い、センターポイント屋上のバーParamountへ。今日はいつもいく最上階のViewing Galleryがパーティの為閉鎖されており、仕方なく下の階で立ち飲みしていたら、優しい店員さんが「本当はリザーブドなんだけど、ゲストが来るまで座ってていいよ」と言ってくれてテーブルを確保できた。30分ほどしてTakさんが合流。ロンドンの夜景を観ながら日本から帰ったばかりのTakさんの話などを聞きつつ楽しく過ごす。上から見るとこの街も綺麗なんだけどなぁ・・・

夕食はパイの美味しいパブNEWMAN ARMSに行きたかったのだが、流石に金曜の夜は予約が取れなかったので諦めて10 Greek Streetへ行ってみるが、こちらも「最短で一時間待ちだね」と言われる。予約するのはそんなに好きじゃないので予約を受け付けないWalk in onlyの店は好きなのだけど、人気店に入るのは難しいな。Sohoをしばしうろつき、結局Polpoへ。安定の美味しさ。25時ごろ帰宅。

平日の記

12月10日(水)
ロビー部分の平面のダイアグラムをいくつか作るがあまりパッとしない。3次元に起こしてみて検討し、プレビュー画像とスケッチプラン何枚かを描き、メリット・問題点を挙げてボスに送付。19時にあがる。日曜日に作ったそぼをを解凍して食らいながら「魔女っこ姉妹のヨヨとネネ」を観る。徹頭徹尾、とても可愛くて楽しい映画だった。

12月11日(木)
バハマ出張中のボスからの返信はなし。現地ではしょっちゅう停電など電子系のトラブルがあるので、恐らくネットが使えないのだろう。しかしボスの意向以前に、結局自分が何をやりたいのか、どういう空間を作りたいのかを決めないと先に進めないことに気づき、焦って飛び道具のような演出を考えるのをやめて、一日かけてじっくり4層分のプランと導線を考えてみる。わりと筋の通った図面にはなったので、明日はレンダリングに回してみよう。19時半にあがる。
昼食にLina Storeのパスタを買ったときに美味しそうなアンチョビを購入したので、夕食はアンチョビとトマトのパスタ。ガーリックと玉ねぎをじっくり炒め、アンチョビとトマトを混ぜてちょっとだけチキンストックを入れる。うまし。

さいきん

さてようやく帰国の日記を書き終えたら、既に一ヶ月以上経ってしまっている。
色々あったのだけど、まずは今週末のことを書いておこう。

12月7日(日)
生憎の雨だが、NGMさんと一緒にチジックのカーブートセールへ行ってみる。比較的暖かかったが、やはり雨が降っているので店の数は少ない。天気が良い日はグラウンド一杯に車が入っているのだが、今日はアスファルトが貼ってある場所のみだった。店の人と話していて判明したのだが、雨が降った場合はグラウンドが痛むので車を入れてはいけないことになっているそうだ。なるほど、道理で雨の日はいつも非常に店が少ないわけだ。僕はホーンジーのティーセット(6ポンド)と猫(二匹で50p)を購入。

チジックハウス横のCaruso St John設計のカフェでお茶してからNGMさんは帰宅、僕はHammersmithのタウンホールでやっているマーケットも覗いてみる。アンティークのボタンを購入してから引き上げる。

一旦荷物を置きに会社に出るとFが机に座っていた。日曜なのに仕事してるのかと驚いたが、個人のプロジェクトをやっているとのこと。若手建築家が対象の招待コンペで、某企業の建物の中に作るインスタレーションの案を見せてもらう。簡単だけど筋は通ってるし、綺麗なものになりそう。彼はもうすぐウチを辞めて独立する予定で、色々と個人の仕事もやっているようだ。既に大学でも週二回教えており、チュートリアルの日は会社を昼からあがる代わりに土曜日に一人で出勤して仕事している。優秀なスタッフなので彼に辞められると会社としては痛手だが、まあこれは仕方のないことだ。

僕はロイヤル・アカデミーでのAnselm Kiefer展に行ってみる。来週で終ってしまうのでその前に見ておこうと。
展示の前半は彼のルーツであるドイツの闇の文化である第二次大戦やナチスを題材にした絵や写真など政治的なテーマがダイレクトに荒々しく表現されていて、分かるけどちょっと苦手かなーと思っていたのだが、後半になるにしたがってより抽象的な綺麗な絵になっていくのが面白かった。とはいえ一見綺麗にみえるだけで本質の荒々しさは昔と変わっていない。一番好きだったのは満点の星空を表現した大きな絵画だが、星の部分に本物のダイヤモンドが無数に使われている。馬鹿みたいに単純でアイロニカルな絵なんだけど、とても美しかった。

12月8日(月)
仕事の後でCovent GardenのCompagnie Des Vins Surnaturelsというワインバーでショーゴとミカさんと美味しいワインを飲む会。ミカさんは見た目が若いので完全に年下だと思って話していたが、色々聞いていくうちにどうやら少し歳上っぽいことを感じて焦る。2人ともとても銘柄に詳しく、僕は全くついていけないので完全にお任せしてしまったが、どれも美味しいワインだった。ここで赤と白を2本あけ、もう一軒はしごして赤を一本。月曜なのにすっかり気持ちよく酔っ払って帰宅。

12月9日(火)
明日からボスがバハマに出張なので社内はなんとなくバタバタしている。僕はここ数週間は珍しく時間があるのでゆったりスタディしている。「きのこ帝国」を聞きながら楽しくスタディ。最近好きなこのバンドの作詞作曲・ギターボーカルをしている佐藤さんがえらく美人でビックリしたけど、そもそも女優だったようだ。すごいなぁ。昼過ぎにプランをあげて一旦ボスに相談し、昼からはロビー部分の演出を考える。スラブが各階で違う場所に飛んでいるような立体的な演出がしたいのだが、外観と構造との兼ね合いがなかなか難しい。19時前にボスは帰宅。僕は19時半にあがる。最近は時間があるので自炊している。日曜はターキーのミンチを買ってきてそぼろを作った。今日は鯖とトマトのパスタ。簡単だけどなかなか美味しい。パスタは最初に弱火でじっくりとガーリックを炒めて、オリーブオイルにしっかり匂いをつけておけばまず失敗しないと思う。

帰国記後半

10月27日(月)
朝から4人でUSJへ。平日なのでスカスカだと思いきや、ハロウィーンだからか若者が大量に徘徊しており、普通に二時間待ちとかだった。ハリーポッターに至っては入場すらできず。待ち時間に最近日本で流行っているという「ダメよーダメダメ」というのを練習させられたりする。でも、雨が降ったりしてちょっと寒かったけど、久々に遊園地に来て楽しかったな。

夕方市内に戻り、一杯飲んでから皆は東京へ。僕は駅でMROさんと待ち合わせてからおでん屋へ。ロンドンとベルギーで会って以来だが、あれから無事に世界一周を終え、実家に帰ってきて働き始めたところとのこと。しばらく話していたら仕事上がりのカナミちゃんとアンドーくんが合流。皆元気でやっているようで何より。忙しいところ折角来てくれて恐縮だったが、僕は1時間ほど話してから23時前に失敬し、おばさんの家へ帰る。


10月28日(火)
おばさんと朝食を食べながら話をし、朝早く家を出て京都へ向かう。京都国立博物館に開館前に到着。僕は新館を見に来たのだが、丁度鳥獣戯画の修復が終って公開されたところだったのですごい行列。まあ折角なので僕も1時間半ほど並んで見学してみた。日本の漫画の原点として超有名な絵画だが、実は制作年代もその意図も不明確で、作者も誰なのか分からないというミステリアスな作品。色んなところで見ている絵なので正直なところ本物をみても「あーこれか」といった程度の感動しかなかったかな。

戯画の見学を終えてから去年オープンした平成知新館へ。谷口吉生の設計。まさに谷口さんって感じの造りで既視感バリバリだけど、相変わらず綺麗な建築。個人的には内部の展示空間が良かった。撮影禁止だったが、3層吹き抜けくらいの大きさの展示室が互い違いに積層されており、斜め上の展示空間とそこにいる人たちが見え、次の空間が楽しみになる。単純な仕組みだけど、奥行きが感じられて良かった。よく見ると色々な場所に非常用シャッターが隠されており、国宝・重文が所狭しと並ぶこの美術館でこの大空間を実現するのは防火設備など大変だったのだろうなと思った。

ちなみに入り口のチケット売り場、カフェ、ショップも谷口さんのデザインで、バルセロナ・パヴィリオンをほんのちょっと和風にしたとしか思えないミースな雰囲気だが、こちらも綺麗。特にガラスの透明感が素晴らしい。

その後は博物館前の三十三間堂を見学。この大きさは素敵。昔は縁側に座って弓を射るのが流行った様だ。仏像の前でそんなことをするのは罰当たりな気がしてしまうが・・・。夕方山口に帰る。

10月30日(木)
夜に田布施のもっさんの家で、再び幼馴染達と飲む。またベロベロに。道を間違えながら歩いて明け方に帰宅。

11月1日(土)
濃霧の広島空港まで両親に送ってもらい、昼すぎの飛行機で東京へ。一旦篠原邸に向かい、荷物を置かせてもらってから外出。「この公園で草磲君が逮捕されたんだよ」などと六本木をちょっと案内してもらいながら21_21 design sightへ。思ったより小さいし、写真から想像してたよりもコンベンショナルな印象。地下展示空間のコンクリートの天井は格好良かったな。とっても使いづらいと思うけど。

メイリくんの働いてる会社も作品を展示していたので、軽く解説してもらいながら見学。美術館の外の公園でもNHKがスポンサーをしているベンチをつくる企画展をやっており、そこにもメイリくんの会社の作品があったので案内して貰う。

そうこうしていると良い時間になったので万世橋に移動。川沿いのコンクリートアーチの下を改装した日本とは思えないようなお洒落な雰囲気のあるフクモリというご飯屋さんに連れて行ってもらう。ちょっと遅れてしまったので、既に歴代Forum参加者の学生達5,6人が集まっていた。メイリくんは毎年夏にForumというワークショップのオーガナイズをやっており、日本から学生を10人くらい連れてロンドンにやってくる。僕は全く関係ないのだが、週末にメイリくん含め学生達と一緒に遊びに行ったりするので何だかんだでここ3年くらいの参加者はだいたい知っているという変なことになっている。メイリくんはForumの連絡網で連絡をかけてくれた様で、過去3年の参加者が沢山集まってくれた。学生達以外にもMDRさん、山下くん、伊藤くんなどが来てくれて、学部生から30代中盤まで13人でワイワイと楽しく過ごす。隣に座っていた岡君、ナナミちゃんは留学・インターンを目指している模様。途中からは向かいに座っていた伊藤くんのブラジル生活の話で爆笑だった。とても平成の時代とは思えない武勇伝の数々。席が遠くにいた人と話す機会があまりなかったのが残念だったけど、とっても楽しい最後の夜だった。

2次会を経て、何故か伊藤君はそのまま篠原邸へ一緒にやってくる。僕がお風呂からあがって着替えを取ろうとスーツケースを開けると、うまい棒や「いなば わがまま猫」というキャットフードなど、やつらが悪乗りで買った土産が沢山入っていた。ちなみにうまい棒は食べたけど、「わがまま猫」はコレを書いている今も机の上に乗っている。今度近所の猫にあげてみよう。早朝の飛行機でロンドンへ戻る。