模型のちミーティング

朝一で現場と連絡。空調器具の製造元から、器具を90度回転させて置くことはできないと連絡があったと知らされる。メーカーに電話してみたところ、その器具には暖房システムも入っているため、側面を下にすると十分なプレッシャーがなくて云々と専門的な説明をされる。システム自体は良く分からないが、どうも十分な暖房効果がなくなる上、そういう置き方だと保障もできないんですとまで言われてしまう。仕方ないので、既存の階段下の収納スペースが使えないか検討してもらうよう現場に連絡。

それからは昨日の続きのスタディ。各要素を分解して3次元的に支えあってるような構成にしたらリートフェルトみたいになってしまった。半日試行錯誤してみるもどうもパッとしないので撤退。元々の案に戻って仕切りなおしてみる。

18時から別のPotential projectのミーティング。クライアントはボスのかつての同級生なので、かなりリラックスした雰囲気で話は進む。厳しい景観規制のかかっているエリアなので、まずは建設許可が降りるかどうかが勝負。普通に考えたら周囲と同じ煉瓦造で、同じような形の建物をつくるのが最も安全なのだが、クライアントは元々建築を勉強していただけに「そんなのは詰まらない。面白い形でやってみようじゃないか」とかなり挑戦的だった。面白くなりそうだ。